山梨大学 佐藤玄研究室

自己紹介

佐藤 玄

SATO Hajime

山梨大学大学院総合研究部
工学域物質科学系
特任助教(PI)(本務)
MEXT 卓越研究員(兼任)
JST さきがけ研究員(兼任)
東京大学 薬学部研究員(兼任)

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略歴

1987年山梨県甲府市生まれ
山梨大学附属小学校・中学校 卒業
2006年山梨県立甲府南高等学校 理数科 卒業
2011年東京理科大学薬学部 卒業
2013年東京大学大学院 薬学系研究科 修士課程 修了
2016年東京大学大学院 薬学系研究科 博士課程 修了(薬学博士)
(指導教員:内山 真伸 教授)

研究歴

2014年〜2016年理化学研究所 JRA
2016年〜2021年理化学研究所 客員研究員(兼任)
2017年〜2018年カリフォルニア大学デービス校(UC Davis)博士研究員
(Dean Tantillo 教授)
2016年〜2018年千葉大学大学院薬学研究院
特任研究員(斎藤 和季 教授・山崎 真巳 准教授)
2018年〜2020年千葉大学大学院薬学研究院 特任助教
(斎藤 和季 教授・山崎 真巳 准教授)
2020年〜2020年日本学術振興会(JSPS) PD
2020年〜 東京大学薬学部研究員(兼任)
2021年〜 山梨大学 工学部応用化学科 特任助教(PI)(本務)
2021年〜 文部科学省(MEXT) 卓越研究員(兼任)
2021年〜 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「植物分子」 さきがけ研究員(兼任)

受賞歴

2023年 化学情報協会 「JAICI賞」
2022年 日本薬学会 「奨励賞」
2021年 日本薬学会 生薬天然物部会の令和3年度「奨励研究」
2021年 山梨大学「令和3年度 若手研究者等の表彰」最優秀賞

獲得研究費

2024年 科研費「基盤研究(B)」(代表)
「計算化学を利活用した variexenol 生合成の反応制御機構の解析と合理的改変」

2023年 稲盛財団「研究助成」(代表)
「実験科学と計算化学の協奏によるテルペン環化酵素の解析」

2023年 公益財団法人 アステラス病態代謝研究会「研究助成」(代表)
「計算化学と実験科学の協奏によるテルペン環化酵素設計」

2022年 科研費「若手研究」(代表)
「計算化学・有機合成化学・生化学を基盤としたテルペン環化反応の解析」

2022年 科研費「学術変革領域研究(A)」「予知生合成科学」計画班(分担)
「計算科学の利活用による未知生合成経路の解明と未踏天然物の創出」

2022年 令和4年度山梨県大村智人材育成基金 山梨県若手研究者奨励事業(代表)

2022年 山梨大学 令和4年度学内萌芽トライアル(代表)
「光化学・有機合成化学・計算化学の協奏による低環境負荷型ものづくり研究」

2021年 JST さきがけ「植物分子」(代表)
「計算化学を用いたテルペン環化酵素と酸化酵素の反応機構解析と機能改変」

2021年 上原記念生命科学財団 研究奨励金(代表)
「計算化学に基づいたテルペン環化酵素の機能解析」

2021年 テルモ生命科学振興財団 助成金(代表)
「理論と実験の協奏による天然物の構造多様性に関する研究」

2020年 MEXT 卓越研究員(代表)
理論と実験の協奏による未踏天然物化学の開拓

2020年 日本学術振興会 特別研究員(PD) 研究奨励金(代表)
「計算化学・遺伝子工学・分子生物学を基盤とした植物二次代謝酵素の解析と設計」

招待講演

  1. 東京理科大学 薬学部 招待公演
    東京理科大学 野田キャンパス 2023年10月19日
    「理論計算を基軸とした天然物の生合成研究」
  2. 山梨県立甲府南高校 SSH 関連事業 招待公演
    山梨県立甲府南高校 2023年10月13日
    「薬学研究基礎から最先端まで」
  3. GTR Chemistry Workshop 2021
    名古屋大学卓越大学院プログラム トランスフォーマティブ化学生命融合研究大学院プログラム 2021年11月29日
    「理論計算を基軸とした天然物の生合成研究」
  4. 理研 CSRS インフォマティクス・データ科学推進プログラム 成果報告会
    理化学研究所 2020年1月29日
    「計算化学を基盤としたテルペン生合成の構造多様性創出機構の解明」
  5. 「植物科学若手の会」
    千葉大学植物分子科学研究センター 2018年10月9日
    「計算化学・実験科学両面からの Lysine 由来アルカロイドの生合成研究」
  6. 招待講演
    東京大学農学部 2017年11月2日
    「Theoretical Studies on Terpene-Forming Carbocation Cyclization/Rearrangement Reactions」

代表論文

[1] Yuichiro Watanabe, Takahiro Hashishin, Hajime Sato,* Taro Matsuyama, Masaya Nakajima, Jun-ichi Haruta, Masanobu Uchiyama*
JACS Au, 2024, 4, 3484–3491. PDF

[2] Taro Matsuyama,† Ko Togashi,† Moe Nakano, Hajime Sato,* Masanobu Uchiyama*
JACS Au, 2023, 3, 1596-1603. PDF

[3] Shintaro Yamamoto,# Taro Matsuyama,# Taro Ozaki,* Jyunya Takino, Hajime Sato, Masanobu Uchiyama,* Atsushi Minami,* and Hideaki Oikawa
J. Am. Chem. Soc., 2022, 144, 20998-21004. (#: equall contribution) PDF

[4] Xingxing Wei, Taro Matsuyama, Hajime Sato,* Dexiu Yan, Pui Man Chan, Kazunori Miyamoto, Masanobu Uchiyama,* and Yudai Matsuda*
J. Am. Chem. Soc., 2021, 143, 17708–17715. PDF

[5] Hajime Sato,* Bi-Xiao Li, Taisei Takagi, Chao Wang, Kazunori Miyamoto, and Masanobu Uchiyama*
JACS Au, 2021, 1, 1231–1239. PDF

[6] Hajime Sato,* Takahiro Hashishin, Junichiro Kanazawa, Kazunori Miyamoto and Masanobu Uchiyama*
J. Am. Chem. Soc., 2020, 142, 19830–19834. PDF

[7] Yulu Jiang, Taro Ozaki, Mei Harada, Tadachika Miyasaka, Hajime Sato, Kazunori Miyamoto, Junichiro Kanazawa, Chengwei Liu, Jun-ichi Maruyama, Masaatsu Adachi, Atsuo Nakazaki, Toshio Nishikawa, Masanobu Uchiyama, Atsushi Minami,* Hideaki Oikawa*
Angew. Chem. Int. Ed., 2020, 59, 17996–18002. PDF

[8] Isao Fujii,* M. H., K. K., A. U., H. S., K. S., H. T., M. I., S. Y., A. K., R. F., A. H., K. S., T. A., J. I., D. W., Y. G., A. Watanabe, M. Watanabe, Y. Masumoto, J. Kanazawa, Hajime Sato, Masanobu Uchiyama*
Angew. Chem. Int. Ed., 2020, 59, 8464–8470. PDF

[9] Hajime Sato,* Takaaki Mitsuhashi, Mami Yamazaki, Ikuro Abe,* Masanobu Uchiyama*
Angew. Chem. Int. Ed., 2018, 57, 14752–14757. PDF

[10] Yu Nakashima, Takaaki Mitsuhashi, Yudai Mtsuda, Miki Senda, Hajime Sato, Mami Yamazaki, Masanobu Uchiyama,* Toshiya Senda,* Ikuro Abe*
J. Am. Chem. Soc., 2018, 140, 9743–9750. PDF

JACS1 JACS2

J. Am. Chem. Soc. 誌や Angew. Chem. Int. Ed. 誌などの国際一流誌に、最近5年間で9報の論文が掲載され、そのうち2報が表紙に採用されました。

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